SPF50とPA++++、結局どっちが大事なんですか
UVAはじわじわ届く老化の紫外線、UVBは日焼けと炎症の紫外線です。この違いを知れば、SPF・PA表示の意味も自然とわかります。
結論だけ知りたい人へ
・UVAは 真皮まで届き光老化
・UVBは 表皮で赤み・炎症
・対応表示は PA=UVA/SPF=UVB
| 項目 | UVA | UVB |
|---|---|---|
| 届く深さ | 表皮〜真皮 | 主に表皮 |
| 主な影響 | シワ・たるみ(光老化) | サンバーン・メラニン生成 |
| 季節変動 | 一年中ほぼ一定 | 夏・正午にピーク |
| 窓を通るか | 通過しやすい | 遮られやすい |
そもそも紫外線には種類がある
紫外線は波長の長さでUVA・UVB・UVCに分かれます。UVCはオゾン層に吸収され地表にほぼ届きません。
日常的に対策すべきはUVAとUVBの2つ。波長が長いUVAは肌の奥まで届き、波長が短いUVBは肌表面に強く作用します。
| 種類 | 波長 | 地表への到達 |
|---|---|---|
| UVA | 長い(315〜400nm) | ほとんど地表に届く |
| UVB | 中間(280〜315nm) | 一部が地表に届く |
| UVC | 短い(280nm以下) | オゾン層に吸収されほぼ届かない |
(出典:環境省「紫外線環境保健マニュアル」等)
UVA:真皮まで届き、じわじわ老化を進める紫外線

UVAは波長が長く、表皮を越えて真皮まで到達します。真皮のコラーゲン・エラスチンがダメージを受け、シワやたるみといった「光老化」につながります。
浴びてもすぐ赤くならないため、ダメージは見えないまま蓄積します。塗り忘れても症状が出ないので、つい油断しがちな点が要注意です。
さらにUVAは雲や窓ガラスもある程度通過します。曇りの日や室内でも対策は必要です。
NEVORAポイント
運転や窓際作業が多い人は、車の窓側に近い顔の片側だけダメージが蓄積しやすいと言われます。
UVB:表皮に強く作用し、サンバーンを起こす紫外線
▼ 海で背中がパンパンに赤くなった失敗談を読む
学生時代、海で油断して背中がパンパンに赤くなり、寝返りすら打てなくなった経験があります😣。ひどい場合は水ぶくれになることもあり、短時間でも影響が目に見えやすいのがUVBの特徴です。
UVBは波長が短く、主に表皮に作用します。海やプールで肌が赤くなる「サンバーン」の原因はUVBです。
UVBはメラノサイトを刺激し、メラニン生成を促します。日焼けで肌が黒くなるのはこの防御反応の結果です。
UVBは雲や窓ガラスに遮られやすく、季節・時間帯による変動も大きいのが特徴です。
UVBは日焼け・UVAは肌の奥への影響、って覚えるとSPFとPAの表示の意味もわかりやすくなるよ。
UVAとUVBの違いを表で整理
◎ メリット
- サンバーン(赤み・炎症)と光老化(シワ・たるみ)の両方に備えられる
- 曇りの日・室内でもUVA由来のダメージを防ぎやすい
△ デメリット
- SPFだけ高くても: UVAはほぼ防げず光老化は進む
- PAだけ高くても: UVBによる赤み・メラニン生成は防げない
| 項目 | UVA | UVB |
|---|---|---|
| 波長 | 長い(315〜400nm) | 短い(280〜315nm) |
| 到達する深さ | 表皮〜真皮 | 主に表皮 |
| 主な影響 | シワ・たるみなど光老化 | サンバーン・メラニン生成 |
| 症状の現れ方 | ゆっくり蓄積型 | 短時間で赤み・炎症 |
| 雲・窓ガラスの影響 | 通過しやすい | 遮られやすい |
| 対策指標 | PA | SPF |
「今日は焼けなかったから大丈夫」は不十分。焼けなくてもUVAダメージは進みます。
季節・時間帯による違いはあるのか
▼ 曇りの日に日焼け止めをサボっていた頃の話を読む
数年前まで、私は「曇り=紫外線も弱い」と思い込んで、雨っぽい日は日焼け止めを塗らずに出かけていました😳。
半年くらい経ったある日、久しぶりに会った友人に「なんか頬のあたり、色ムラ出てきてない?」と言われてハッとしたんです。焼けた自覚なんて一度もなかったのに……。
調べてみて知ったのが、UVAは雲をある程度すり抜けて地表に届くという性質でした。「焼けなかった=ダメージゼロ」ではないというのは、正直かなり衝撃でした。それ以来、天気アプリより先に日焼け止めのボトルに手が伸びるようになりました。
UVBは夏場・正午前後にピークを迎え、季節差がはっきりしています。
一方UVAは年間の変動が小さく、曇りの日でも一定量が届きます。「曇りだから今日はいいか」は見送らないほうが安全です(私の失敗談は下のアコーディオンから読めます)。
注意
・曇りの日もUVA対策は必要
・窓際でも油断しない
・SPF・PAは片方だけでは不十分
まとめ:SPFとPA、両方を意識するのが基本
✅ 今日からできるUVA・UVB対策チェックリスト
- 日焼け止めはSPFだけでなくPAの表示も確認する
- 曇りの日・室内でもUVA対策を欠かさない
- 季節を問わず一年を通じて紫外線対策を続ける
UVBはサンバーンという「見える」影響、UVAはシワ・たるみという「見えにくい」影響です。
日焼け止めを選ぶときはSPFだけでなくPA表示にも目を向け、曇りの日や冬も含めて一年を通じた習慣にすることが大切です。
日常でどう使い分けるか
| シーン | 意識すべき紫外線 | ポイント |
|---|---|---|
| 夏の屋外・レジャー | UVB中心 | SPF高めを選ぶ |
| 通勤・散歩・曇りの日 | UVA中心 | PA+++以上を継続 |
| 室内・デスクワーク・運転 | UVA中心 | 窓際は塗り直しを意識 |
具体的な日焼け止めの選び方・塗り方は「日焼け止めの白浮き対策と正しい塗り方」もあわせて参考にしてください。
💬 表示の意味を知って変わったこと
UVA・UVBという言葉を知る前は、「日焼け止めはとにかくSPFが高ければ安心」と思い込んでいました。しかしSPFはあくまでUVB対策の指標であり、UVA対策の指標であるPAを見ないままでは、光老化のリスクには十分に備えられません。
- 紫外線対策は夏だけでなく、UVAは季節変動が小さいため冬でも一定量が地表に届く
- 年間を通じてPA表示を意識する習慣をつけておくと、数年後の肌の状態に差が出てくるかもしれない
出典
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル」
- 気象庁「紫外線に関する基礎知識」
- 各皮膚科・化粧品メーカーの公開情報を参考に編集部でまとめました
基礎が分かると、これからの情報収集がもっと楽になりますよ。





こんにちは、マナミンです。今日は基礎知識をおさらいしますね。